http://anond.hatelabo.jp/20100124122815

俺昔そんなに仕事好きだったっけなぁと思いつつも仕事が楽しい俺が通りますよ。基本的に仕事を楽しいと思わないならやめちゃえばいいんじゃない金と思ってたりはしますが、不安やなまぬるさに価値があるという人情に疑問は抱かないので、適当に働きたければ働けばいいと思います。働きたくないならそれでいいんじゃないかな。
しかし何で仕事と言うのはしんどいもの、辛いもの、大変なものって言うことになってるんだろうか。学生時代に働いてた会社の社長は、定年してからその会社を興した人で、もう働くのが楽しくてしょうがないという感じだった。新しいこと思いついたらすぐに誰かに話して、そんで誰かがかみ砕いたり形にしたりして仕事として出来上がってゆく。土日も休まずずーっとあの人は働いていたし決して家庭人ではないだろうけれども、でも好きなことをやってるなぁという雰囲気はにじみ出ていた。そういえば今の会社の直属の部長は割と家庭人で酒が入ると奥さんのことをのろけ、息子の話をし、息子の彼女の話を嬉しそうにする人だし、えらい趣味人ではあるけれども、仕事は仕事で楽しそうにやっているし、仕事が楽しいですと言えばたくさん仕事を回してくるという人だ。ああそうかぼくはそうい人に出会ってきたから、仕事は楽しいものだと信じてやまないのだろう。
正直バイトがしんどかったことはあった。仕事中に眠気に襲われるほどのストレスがたまっていたこともあった。でも、やっぱりしんどくてもつらくてもそれはそれで考えることがあって、考えることは興味深くて興奮して、その天秤がつらいの方に傾くまで僕はやめることはなかったのだということも思い出す。辛いの方に傾いた時にはもうやめる決心を固めていた。たぶん僕はそうやってしか生きていけないのだろうと思ったりする。