2007年の文章。生きるのってそんなに頑張らないといけないものかねって今もやっぱり思っている。けど、また新しい仕事が来てどんどんやらせてもらえると喜んでいる自分もいてやっぱり僕はワーカーホリックなのかもしれないと思ったりもする。

■[女性]がんばってくださいといわれると複雑な気分になる

なぜかよくわからないががんばってくださいとよく言われる。女性は珍しいでしょう、という言葉のあとに大体つく*1。よくわからないのと、善意だというのはわかるのでえへへとわらっておく。特には答えない。

「結婚とか考えてるんですか」と聞かれることがある。まぁできたらするんじゃないですかと答える。そうすると大抵意外そうにされる。なぜかはわからない。わからないので笑って話を濁す。


そうしながら「もうお嫁にいけない」「嫁入り前の娘ですから」とかいってる。そういうことに違和感はない。しかしいうと変な顔をされる。意外そうな顔をされて反応が返ってこない。そこは笑うところなんですけどと困惑する。


よくわからなくなる。まだ相手もいないのに、働いてもいないのに、そんなに遠い未来のことなんか考えてないのに、勝手に未来を想定されてる。こういう道を進んできたからきっとこうだろうという風に予想されてる。予想されてること自体は気にしないけれども、がんばってといわれても意外だと言われても困惑するだけだ。日々いろいろなことをいわれる。「家庭に入るタイプじゃなさそう」*2「ばりばり仕事してそう」*3「子供大事にしそう」*4「おかあさんっぽい」*5「子供生む気なさそう」*6「いい奥さんになりそう」*7「ママって感じじゃないよね」*8「結婚とかどうでもよさそう」*9「むしろ結婚したくなさそう」*10……あぁそうですかそう見えますか、という風にしか思わない。そしてがんばれといわれる。何を?困惑する。


がんばらないといけないのかな。私はそのときがきたらその時に最善と思われる道を選択するけどそれまではあまり考えてないよ。先のことを考えると疲れるから。でもそれは意外らしい。なぜだろう。当たり前のように何か大きな目標があって、その目標に対してなにか大義名分があって、そしてそれを達成しないといけないのかな。それを達成するためにはほかの人と同じようにいろいろと何もかも完璧にしなきゃいけないのかな。「仕事をする女として、妻として、女として」ってそんなのやだな。面白くなさそうだもんね。別にしたくないけどな。そういうの求められても、困るんだけどな。


ということをちょくちょくと思う。よくわからない。生きるのってそんなにがんばらなきゃいけないのかな。

*1:酒のことではない

*2:どうしてだてゆか家庭に入るって何だ

*3:仕事しててもたぶんばりばりではない

*4:そうか?

*5:まぁ世話焼きですからね

*6:なんでだ。子供嫌いじゃないぞ

*7:いや、小うるさい妻になると思います

*8:ママとお母さんの違いは:お母さんはぬかみそくさい、ママはうさんくさい;お母さんは手が荒れている、ママは生活が荒れている;え?冗談冗談

*9:いや相手がいないだけでs

*10:そんなことはたぶん…ないです。もう何かととやかく言われるのはいいよ。日常生活くらい平凡に行きたい目立ちたくない穿ったこといわれたり勝手に対抗心燃やされたり勝手に境界線引かれたりとかしたくないめんどくさい