Mobile Eye


Mobile Eyeとは

モバイルでカメラアプリを起動し、画面に表示される映像を撮影すること。名称は造語です。なんかほかにいい呼称があればブクマにどうぞ→
もともとケータイやコンデジの表示部にピントを合わせるとかファインダーを撮るとかいう手法というのはあるんだが、あえてMobile Eyeという呼称を提唱したい。別に他のでもいいが。ていうかMobileEyeてどっかの企業名や…まぁいいや。

なぜモニタを撮影するのか

なんとなくこの動画を見て、もはや人々が何でもかんでもケータイで撮る時代がやってきていて、それが当たり前なんだなぁなどと思ったりした。当たり前になったのなら、それを積極的に絵として切り取っていってもいいのではないか。ひとはモニタ越しに世界を見ているのだから。

しかしほんと聞かないで撮ってるなーしかも真ん中へんの人たち特に。
こういうのを「いやだなー」と済ませずになんらかのかたちに昇華していけるとまぁいろんな人がハッピーである。

http://careerhack.en-japan.com/report/detail/125
こういうシェアの方法が確立されつつある今、やがてみんなモニタ越しでしか景色を認識しなくなるのやもしれぬと思ったりするとわくわくする。

撮り方

撮り方は別段そんなに難しくなく、単にモバイル(ケータイ、iPodiPadタブレット、PCなど)に映っている映像にピントを合わせて撮るだけである。みんなやろうぜ!

ここで見れるよ(作業中)

あまりにも盛り上がりすぎた(自分の中で)ので、別途ページを作ってしまった。
こつこつ場所の情報その他小ネタなどを追加していきた。あとおれはiPodをもっと磨くべき。
http://pigya.hotcom-web.com/wordpress/category/mobile-eyes/

作例


記念すべき最初のショット。ここから全てが始まった(大げさ)


モバイルの性質上勝手に露出などが調整されるので晴れた日に空に向けるのはやや難しい。なにが難しいってベストの状態を維持したまま片手でデジ一を操作するのが一番難しい。たぶんデジ一でなくてもいいとは思うが、片手なのでブレ内容にするのは結構至難の業かもしれない。あと、通行人の目が痛い。


日比谷駅千代田線・日比谷線乗換通路。


秋葉原総武線高架下。缶詰バーってのができててちょっと気になってる。看板が可愛い。たぶんはじめて見たらきっとみんな撮っちゃうと思う。そんな気持ちを込めて撮ってみた。
このときはまだ試行錯誤中だったので、背景が非常にぼけている。F値低めで撮ってたんだけど、もう少し絞って後ろの看板もぼんやり見えると良いのかもしれない。


秋葉原駅からアキヨド側の横断歩道。
これなにがいいって、解像度悪くなるので人物を撮るのにそんなに罪悪感がなくなる。この映像見ても個人の特定はできなさそうだし。



山手線ホーム。たまに撮ってる人いますよね。まぁ俺の場合さらに後ろにデジ一構えてるんですけども。


山手線ホーム。
ちょうどすこーんと道路が走ってて開放感のある景色なんだけど、中学生の時に御茶ノ水に通ってた時からお気に入り。たぶんあの時にケータイ持ってたら撮ってた。今は持ってるので撮っちゃう。


なぜか東京駅でシクロ(自転車タクシー)が営業してた。みんな撮ってなかったけど、たぶん珍しいと思った人は撮ると思う。なので、先陣切って撮った。


最近KITTEとして営業開始した中央郵便局局舎の時計。たぶん東京中央郵便局局舎ができたときに居合わせてたら着物のたもとをおさえつつ撮ってたと思う。というわけで撮った。
この頃にはだいぶ試行錯誤をかさねたのでF値高めにして背景もそれほどぼかさない手法を確立している。
デジ一は28mmつけてるけど、ケータイとは焦点距離違うので映るものが違ってて面白い(と思う)

特に意味はないんだけど春らしくていい景色だったので…丸の内です。


これも丸の内。モアイがいっぱいいたので…(映ってるのはモアイじゃない)


これも丸の内。丸ビルの駐輪場になぜかあった。三井商船かなにかのあれなのかな?
なんか物珍しいものを見るとみんな撮ってるので、俺もやってみた。割とお気に入り。なぜかアプリがInstagramに切り替わっているが気にしない。分割線があったほうがそれっぽいかなと思ったんだけど、ないほうが良かったかも…まぁいいや。


こういうのケータイカメラの醍醐味ですよね。東京駅。
人が多いけど、前述のとおり人物特定できない程度に解像度落ちる&背景はボケるので安心して撮れる。ただし通行人はジロジロと俺のこと見てます。だっておかしいでしょ…いやまぁ気にしない気にしない。


これも丸の内。ちょっと趣向をかえてみた。これ、iPodの画面に映ってる位置の延長線上のところにCOACHのロゴが入ってるんだけど、こうすると普通にとる以上に背景がボケて面白い。
なんか結婚式があったらしくて若い人がいっぱいいた。丸の内で二次会?って金持ちやなーすげぇな


三菱一号館美術館。iPodに映ったほうがなぜか色合いが良くなった…なぜ…
もはや写真を撮るという大義名分を忘れ、なんかワイングラス持ってるみたいな手つきになっているが気にしない。
曇ってきたせいか薄暗くなり、背景と画面に表示される輝度値の差がおおきくなりややたいへんだった。撮る日によっては編集が難しいな…


同じく三菱一号館美術館。わーなんか古くてかっこいい建物だねぇ!みたいな感じでとってる雰囲気なのを撮ってみた。道行く人に謝りつつ…(すみません


京葉線東京駅の入り口。
ここかよ!東京駅っていま人気のあそこじゃないのかよ!みたいな気持ちで撮った。


国際フォーラム。
東京近辺に住んでる写真好きならなんとなく撮りに来てる人は多い(きがする)国際フォーラム。あんなふうには撮れないんだよなーと思いつつ…(これはほんとに)
ケータイだと奥の方は潰れてしまっているが、やはりデジ一ならちゃんと映っている。さすがだ。


珍しいものを見たら撮る!珍しいものを見たら撮る!と言い聞かせて撮った。この近辺モニュメントが多いけどなにを意味しているのかはよくわからない。
手になんか持ってるけど気にしないでください。喉が渇いたからコンビニで飲み物買ったのー

あ、ホールはそっちね。はい…



テンション上がっているのがお分かりいただけるだろうか!(わからねーよ
前方に外国人観光客のグループがいましたが、同じように撮ってました。撮るよなー


テンション上がり過ぎて大義名分を忘れている。


これは割とお気に入り。結構難しかった。


撮影者のテンションが上がりすぎたため、現在調整を行なっております。しばらくお待ちください。


脱出後の休憩中。普通は取らないかもしれないけど、俺だった撮る。というわけで撮った。春らしく木々が芽吹いてきていて綺麗。


有楽町駅近くの交差点。交差点付近は人が多くて映り込みを気にすると撮れないが、こうするとガンガン撮れる。うしろのボケが綺麗。


珍しいものを見かけたら撮る!


28mmくらいの広角になると、遠くのビルの上のクレーン四基とかは空に溶けてしまってうまく映らないが、こうすることで撮ることができる。これは良いことを知った。
まだそんなに暗くはなっていないんだが、露出勝手に調整されて、まるで夕暮れ時である。これはケータイカメラの面白さだ。なお近づけるとモアレ縞が出やすくなるので注意が必要である。



お腹すいたし帰るか…



さて、というわけでMobile Eyeの魅力をお分かりいただけただろうか。
今回はデジ一(D90)に28mmレンズをつけて、iPodを撮影したけど、ケータイ側はともあれ、デジイチ側はコンデジやケータイでも別にいいと思う。ただブレそうだけどね…主題がはっきりしやすいので、わりと「それっぽい」写真になるようだ。ま、気が向いたら試してみてください。写真撮影はモラル・マナーを守って行いましょうね。