燦々と日を浴びているようで、実は巻取りの時に布越しに感光してしまっただけだ。
一事が万事、塞翁が馬である。


昨日、美容院に行ってきた。まぁだいたい半年くらいは行かないし、行くとなると矯正をかけるので施術時間が長くなる。美容師さんともそう話題があるわけではないので、じっくりと週刊誌を読むことになる。いずれにせよ、僕はあまりそういったたぐいのメディアを手にとることがないので興味半分で読んでいる。
まずパラパラと写真を見る。それから、コピーライトをざっとみる。最後に気になったところをじっくりと読む。四時間以上いるので、最終的に全ページに目を通すことになる。もちろん星占いもみる。星占いではない場合は少しめんどくさいなと思いながら換算表に目を凝らす。美容院ではあまり体を動かせないので肩がこる。紙面が遠く、計算をするペンがないので苦労して暗算をする。
「GWは今までなんとなくやっていなかったことや、やりたいと思いつつできなかったことができます。少しくらいの障害はあっても思い切ってやってみると吉」
言っていることはだいたいまともで、しかも誰に対していっても別段構わないことだ。でも僕は笑った。GWもとっくに過ぎてそれを目に止めたのがおかしかった。僕のGWはまさにそんな感じだったからだ。美味しいご飯も話し相手もいらない。ただストイックに行きたいところに行って写真を撮る。言葉を綴る。それはなんて幸せなんだろう。