表題まんまなんですが。
もちろんだが、レンズキットでついてきたFujinonも良い描写はする。良い描写はするが使い所は難しい感じ。なんせF3.5-5.6だから露骨に撮影者の技量があらわれるわけだ。
X-M1とFujinon標準ズームレンズ
水の描写はよい。やっぱりセンサがいいんだろうなぁ。ボディは何でも同じだと思ったが、最近やっぱり違うなと思うようになった。
とはいえなんとなく撮ると実に凡庸な絵ばかりになる。
炎の揺らめきを撮ろうと思ったが潰れ気味。空気の揺れとかも水面のようにはいかない。
オールドレンズはAFが効かないのでそれはそれで別の難しさがあるのだが、しかしSMCとX-M1の相性は非常によいようだ。
X-M1とSMC
これも撮って出しで、しかもISO4000だけどノイズは気にならない。こうやってみるとボケがほんとなめらかだなーSMCは。
一番すごいと思ったのはやはりこれ。無限遠が出るというアダプタを買ったのでピントを10メートル先に合わせればさらにその向こうはボケるのだった。
もともとSMCは描写力が高いレンズだと思うけど、X-M1と合わせると水の描写が秀逸。
オールドレンズを使うとあえて出したくなる光輪だが、これがさくっとでる(嫌いな人は嫌いだと思うけどデジタル機でオールドレンズを使う良さってこれだと思うんだよなぁ)しかも椅子の質感もすごくね?
コントラスト差があるときこそ良い。これでしっかり背後にちょろっとうつってる空が白とびせずに残ってるんだからセンサが優秀だなぁと思う。これもほぼ撮って出しだが、葉っぱの色とかもほとんど忠実に出ている(背面モニタでみても、PCでみても同じくらい)。すごい。
あんまりにも思った以上に撮れるのでしまいにはこればっかり使っていたくらいよかった。
ちなみにFish-eyeとはあんまり相性良くなくて色乗りが悪いのであまり使わなかった。SMCとはいいけどその前にSuper-Takumar 55mm f2とかとは相性が悪いのかもしれない。28mmとかとも使ったことないけど悪そうだなー。あとはフジノンの135mmを使ってみて、ですね。案外相性悪かったりして。