SF創作講座第三回にいってきたよー

早いもんですねぇ、三回目。二回目の実作がだいぶ褒められたんだが、褒めるなら点数入れてくれよ、、、いやまあ万人向けじゃないし、この作風じゃ売れそうもないんでしょうがないですけども。
今回は講評は納得感あるのに評価が結構ずれる上に傾向もつかめなくて終始はてなマークだったのであった。うーん、よくわからん。

作者 タイトル 感想 講師評価とのギャップ
伊藤元晴 蝗の王 それぞれの要素がバラバラでは…?電車が走り続けるのはなぜなのか? 映画との関連もよくわからないし、電車から降りてからの動きもなんでそうなったのかよくわからない。遠くから見てる人たちというのは一体なんなのか?
亜月 ペンフェルパンフェル 日本が熱帯になったら奥羽山脈はブナ林ではないのではという気がするが、、、極地は逆にキンキンに凍ってるんだろうか。そうすると日本南部が熱帯、北部は冷帯とかになってそうだよなあ。全体的に温暖化してるならかなりが水没してるし…とかなり細部が気になってあまり話に入っていけなかった。話そのものもそれほど転がってないような…?
甘木零 風が知らせる石の記憶 時間の流れが違うときに接合点の扱いはどうなるのか気になるなあ。あと単純な下層民と上級民っていう分断はちょっとはてなん…そういう断絶じゃなくてジェネレーションギャップとかデジタルネイティブ的な断絶とかにすればもうちょっとしっくりいくんではというきもする
茶里裕治 伝道師H おもしろいんですけど「タイムストップ男vs絶対に感じない女」ってVSになって...るのか?どうなのか?まぁでも性愛がもっと楽しいものになればいいのにといういみでは時間停止ものは明らかにスタッフが後ろでゲラゲラしてる感じがわかるんでよいのでは、と思う
遠山軌道 超高速マグロ捕獲作戦 おもしろいんだが時速300kmのものがそば通ったらそれだけで転覆しそうだし大きさ次第では沿岸部に津波がおこるのでは…もうちょっと遅くても良かったんじゃないの。というか静止衛星軌道から出られない生命体を助けるみたいなのでも良いような気がする。宇宙はのマグロの群れみたいな
篠田航平 鉄琴少女 これは確実にファンタジーですね(めがねクイ(めがねしてないけど)イメージが浮かび上がらないなあ。話はまとまってていいんですけど。なにかおこったあとには変化を演出するというのはなるほどなである
夢想真 マモル君の捕まえた奇妙な虫 本編最後の一行やんけ!
宿禰 龍の孔 あらすじがかけないくらいよくわからなかった
灰田頼人 パラレル・ラメント いろんなのが一気に出てくるからよくわかんなかったな。平行世界になにかいるのはわかったんだけど
縞里若菜 奥行きのあるアワビ これはこれでいいと思うんだけどSF要素も新しい生物要素もなくね?アワビって奥行きないの?あわびがよくわからない…
維嶋津 こびと 面白かったが幻覚にしてしまったので現代のはなしでは、、、となる。まぁ存在してない病気だからいいのか
甘士河汀 死者の裔 なんか謎が謎のままなので梗概としてそれでいいのかという気がするが…絵的にはすごくよさげ
生田目ケイ 馬賊 話が始まったところで終わった。でも設定的には面白そうだしまぁどうにでもなりそうだけどどうにでも面白くできる気がして気になる
国分寺崖線 肉のシャイロック これはニヤッとなる終わり方。ただまあ展開がよめるっちゃよめる
茶瓶 僕のコユビト 乗っ取られる系多いな。まぁ面白いんだが
黒田渚 リトル・ヴィシュヌ また話が始まったところで終わってしまった…ヴィシュヌずるいよなあ
谷美里 200年後の卵 民話っぽい話でSF要素はうすめ。。。?津波から生き残った人もいるだろうに二百年で風習が完全に廃れることってあるのかなと思ったけど補足があったので理解した
諸根いつみ 網天蓋 終わり方がいい。しかし生存競争に負けるとは一体。。。?情報量とは。。。?なぞがのこる
やまね 空を織る虫 ナウシカ…。いやまぁでもよかった
進藤尚典 いじわるなははっていうかクソトメ…?クソトメが存在するイモウトものと両立する意義がわからない…嫁姑じゃねぇの?知ってないとわかんない世界観なのでもうちょっと説明してほしいし生体を解説してほしい
右手進土 蜂と木 さよなら、スマートフォン うーんー…ジェンダーの取扱がね…。好きな人は好きなんだろうけど、切実さが足りない感じがする
げんなり 瓦蝉が泣いている 話が始まらないぞ、、、
不二拓 雲を夢見て 飛行船が墜落するところと父親がよくわかんなかったな。雲になって飛ぶのは気持ちが良さそう。いっそ童話っぽくやればなんか行けそうだが、そうするとファンタジーになりそうな気もする
野咲タラ 音古城 ちょっと話がよく見えないのと展開してるのかどうかわからないけど城の中のイメージがいい
俵野道生 泥の海 兄である必然性がよくわからないな…話を短くまとめるためかな?もうちょっとスケールしていい気がするんだけど。世界観自体はすごく素敵だが、ストーリーが王道マンガすぎる気が
安藤タカシ 計数動物園 なんか話の収束の仕方がちょっとがっかりする感じ。途中まで面白そう(とはいえよくある感じなのだが)なので語り方次第では化けるのかなという気もする
揚羽はな 流星雨があがったら イメージが鮮明でいい感じ
ヤナギサワカズキ チキン・ゲーム 密室ゲームかとおもったら実験動物だったというはなし。語り口が面白い。ちょっとゲームっぽいけど脱出ものをメタに書けたらいいのかなと思う
足立佑 恋獣 恋獣要素必要ですかね…?謎の叔父さんもなんかなァ、語り方次第なんだろうけど、外部から与えられるのではなく内部から出てきたら面白かったかも
匿蔵まや 家獣と生きるヒトビト 話そのものは面白そうだし割りとまとまってるんだが、名前がな〜もうちょっとワクワクする名前がいいなあ


実作の方は読んだら書きます。

お迎えの距離

俺が予想したのとはちょっと違うタイプの話だったのでがっかり感であった。まぁでも最近こういうのはやりだしな…
あの梗概をよんで期待するところが「問題を解決する」である場合は多分がっかりするのだが、全然知らない世界を堪能するという場合なら満足する作りだろうと思う。んで最近のなろうから書籍化されるのとか、あとは古くからあるSFの生態を楽しむのとかをよむひとだとまあ楽しいのではなかろうか。二次創作的とも言えるかもしれない。キャラがそんなにしっかり立ってないので俺は読むの結構辛かったです。