僕がうん、と頷くとわぁともきゃぁともつかない歓声を彼女は上げた。うそうそ、マジで、マジで、もう、早く教えてよ、ずっと読みたかったんだ。高校の時からファンだったんだから!僕は面喰って思わず言葉を失った後にこっそりと泣きそうになる。うん、そうだよ。最近またはじめたんだ。本当にちゃんと。だから、もしよかったら読んでくれないかな。