なんか意外に見たわりに記録してなかったなーと思ってさ。
しかし今年はついったでもしょっちゅうぼやいているが外しすぎたなぁ…
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で、結論だが…うーん…ひどいってほどではないんだが(後述のと比べて。例年だったらひどいって言ってる)、とにかく印象に残らない。印象に残らない映画だったなーという記憶だけが残るっつーか。映像は綺麗なんだけど、脚本が平らすぎる。
ルーズベルト大統領についてあまり知らないというのもあるかもしれませんね。アメリカ人だったら色々思うところはあるのかも。
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見終わってからじっくり考えてみたんだけど、脚本に無駄がないんだよね。なにかあったら必ずそれがあとの出来事に結びつくし、その出来事は一見悪いようであとあとパイを助けたりもするし、その逆もある。単純に「なにかあった」→「その結果」で終わりなわけではない(終わるものもあるが)。すっげーよく練られてるな、と思った。だから面白いんだけどさ。
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有川浩とか永遠の0を読んだ時にも毎度思うんだが、あまりにもリアリティをないがしろにし過ぎではないか。リアリティなしのファンタジーならそれはそれでいいんだけど中途半端に現実と接続しててリアリティあるつもりで書いてるんだろうなぁしかし時代錯誤(もしくは2chの釣りテンプレ臭い)とほんと興冷めするわ…という。でもそれが人気あるんだからしょうがないのね。しかしこれはひどい。
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まぁでも悪くない映画でしたよ。
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たぶん驚かせるつもりのエンディングではそれほど驚かない。なぜならかなり早い段階で結末がわかるからだ。ただまぁ、地味にじんわりくる映画だったとは思います。結構長期間の話を映画としてまとめるので、ともすればあらすじ映画になってしまうところを舞台設定をうまく作ってやったなー。
少年H
ついったでもぶつくさいったがこれはひどい。ウルヴァリンよりはましだがギャグ映画にならないのでむしろひどい感が増す。映像はきれいなんだけどさーあらすじ映画にするくらいならいらんところ切って再構築しなおせよという。つうかもう作ってる意図が聞け、わだつみの声の時と同じなのね。そら遺書を集めて全部ぶっこめば「ぼくのたいけんしたひどいせんそう」になりますわなっていう。無辜のひとがいじめられるという話では悲惨さっつーのは伝わらないと思うのね。絵的には悲惨だろうが、たいへんだったんだなーまぁそういう時代だしなーで終わりじゃないですか。そもそもこれだってたとえばHがなんで自殺しようとしたのかとかわからんことはないけど、そこまでか?って思いますよ。もうちょい前半切って最後自殺したくなるようなエピソードを集めて脚本かけと思った。ほんと。あとこういう映画だとあくまで民衆は被害者スタンスで、悪いのは政府、役人、戦争を始めたやつって感じになってるが、その政府だって役人だって別の場所では民衆だぜ。この戦争の時と原発事故の東電批判してた時となにが違うんでしょうね。
そしてさすがにHの役の子を15歳として使うのは無理があると思った。中学1年生くらいまでならともかく…
早く行かないとさくっと終わりになってしまうかもしれないということでこの間行った。いや、よかったですよ。帝の顎が長過ぎてカイジっぽいとか、捨丸くずすぎるだろうとか、姫の心のなかだだ漏れ過ぎっていうかその駄々漏れしてるの高畑勲だろとか、セリフが一部昼ドラ臭くて失笑が出るとかありますけど、地井さんはすばらしかったなー。あとやっぱり細かい動きがいいですね。タケの中にかぐや姫見つけてとりだすときに胸元で手を拭く仕草とか、ちょこちょこ脇役が動いて服をなおしてたりするとことか、琴をひいてる時に髪の毛が垂れてきてなおすとことか、貴族の口上とか。ストーリー自体は、うーん…まぁかぐや姫だし…鬱の展開が長いローマの休日だと思えば良いんではないでしょうか。最初楽しくてあと苦しいと高畑ストーリーだが、逆で苦しいところを書かないとローマの休日になるわけですね!
ちょっと思ったんだけども、高畑勲のほうがファンタジーっぽい動きは得意なのかな。あと人が生身で飛ぶのを書くのがうまいのは宮粼駿より高畑勲だと思った。女性観もちょっと気になるところで母性!包容!みたいなのが好きなのは案外高畑勲の方なのではないか。パヤオさんは強くて怖い(豹変後のシータとか)が好きなんだろうなぁ…つうかもうあの二人、ストーリー無視でセリフで自分をダダ漏れさせるので、ほんとそろそろ映画作るのはやめたほうが良いのでは…