15. 人混みがすごい……そんな時はハイアングル

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こんにちは。暑い日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか。(注:この記事が書かれたのは2015年です)
さて、夏になると色々と人の集まるイベントがありますね。お祭り、花火大会……せっかくだしとカメラを持ちだしてみたものの、人混みがすごすぎて写真が撮れないなんてこともあります。今回は、そんな時にはあえて高いところから撮ってみよう! というのが今回のお話です。

どこから撮る?

ハイアングルからの撮影方法は二種類あります。

  • 一生懸命カメラを高い位置にもちあげて、撮影する
  • 高いところに登って撮影する

どちらが簡単かというと前者ですね。最近はチルト液晶を備えるデジカメも多いので、確認しながら撮影することもできます。ただ、背の低い女性は一生懸命手を伸ばしても人の頭の上にカメラをもっていけない場合もあります。ちょっとした段差があれば昇ってみてもいいかもしれませんね(ただし昇ってはいけないところに昇ってはいけません!)
後者は近くに高い建物があればOK。なかったらどうしようもありません。可能なら坂道の上のほうからとか、高台の上からとか、少しでも人の頭より高いところを狙ってみてください(ただし、立入禁止の場所に侵入するのはやめましょう!)

なにを撮る?

撮影場所は確保しました。次はなにを撮るか、です。ハイアングルで撮れるものはふたつあります。

  • 群衆
  • 人だかりができている理由となるもの


最近は皆さんスマートフォンをもっているので、何かイベントがあると皆さん一生懸命撮影をしています。撮影の人だかりができていると、何かあったのかな?と思うことも。もちろんデジカメで同じように撮影するのも良いのですが、ここはちょっと視点を変えて群衆も撮ってみるのもいいと思います。


こちらはカメラを高い位置に持ち上げて群衆を撮影した例です。

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高い位置で群衆を撮る

一時間に一回しか動かない機械式時計を見ようと人が集まっていますが、子どもが肩車をしてもらって一番いい場所から見学をしているところです。
カメラを持ち上げないと見えない視点ですね。人混みの中からは見えないなにかを、表情などを含めて撮ることができればぐっといい写真になることうけあいです。



こちらは高い場所に昇って撮影した例です。
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こんなふうにただ高いところから撮ったよーというのでも別にいいんですが、できれば人混みの描くものに何か面白さがあるとぐっと写真の印象が変わります。

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大道芸人を見学する人々
その他、動けないほど人がたくさんいるとか、みんながスマートフォンなどで同じものを撮っているとか、駅などで流れができている様子とかとか、上から見なければわからないというものを探してみましょう。


というわけで、ハイアングルに挑戦してみよう!編でした。いかがでしたか?
写真はちょっとの工夫で印象が激変します。人混みは疲れるなーいやだなーという気持ちもありますが、いい写真が撮れれば疲れも吹き飛びますよね。ぜひ試してみてくださいね。
では、次回もお楽しみに!