明治二十七年に開業した碓氷線のこと調べてたら取材が必要になったんで(なんのだよ)ちょっと行ってきた。
いや、ちょっとここはやばいですね。絶対行くべき。
まず、碓氷峠ってのがどこにあるかと言うと群馬と長野の県境で、古代から難所の峠だったらしいんですね。武蔵の国からずっとたどってきて、軽井沢にある熊野神社に行くルートだと思うんだけど。
で、ずっと難所で、関所もあったけど越えるのが大変で、なんとか中山道通して使っていたところ、やってきた明治維新→富国強兵のながれで生糸の生産地と東京を結ぶぞ!ってなったので馬車鉄道を作ったんだけど、これが事故る事故る(坂道が急すぎてスピードが出ると止まらないみたい)、しかも大した量運べないし、ってんで鉄道を無理くり通したのが碓氷線です。その急勾配たるや66.7‰。
ここらへんは碓氷鉄道文化むらからトロッコに乗ると全部説明してくれるんで、みんな乗ろう。トロッコ。結構本格的で楽しい(お子様は多いけど…
ま、うんちくはココらへんを読むといい。
小林収の碓氷峠の歴史物語
あ、ちなみに隧道マップ作ってる人もいたよ。鉄オタすげぇな
http://www.gijyutu.com/ooki/isan/isan-bunya/usuisen/usuisen-map/usuisen-map.htm
おれは写真載せていきましょう
横川駅-軽井沢間は勾配がきつすぎるのでアプト方式を撮ったんだそうな。ここは始点の横川駅。なお、現在横川駅-軽井沢間の直通列車はありません。
今日はなんかSLが来てた。
とりあえず鉄道文化むらを探検する。
あんま時間なかったのと鉄成分はそんなにないんで写真はすくなめ
で、トロッコにのって峠の湯まで行くわけだが、途中横川発電所のところで五分位停車してくれるサービスが!
ま、もちろん時間足りなかったんで、帰りに徒歩で行きました。
屋根が取れちゃってる。
イギリス味が強い。積み方もイギリス式。まぁ線路敷くときにイギリス人の技師を招いているのでそのせいだろう。
で、峠の湯についてそこから眼鏡橋まで歩くわけだけども、やばいね。これはやばいね。一号隧道、二号隧道が結構長くてまずテンションがあがる。
ここもちゃんとイギリス積み。
遊歩道の脇の石をみると線路だったんだなとわかる。
トロッコ往復乗るつもりだったんで早足で行っちゃったんですけど、一旦戻ってからもう一回車で行ったくらい良かった。ここ絶対紅葉シーズンやばいと思う。
で、先に進むと、三号、四号、五号隧道が一気に見える。この写真にも五号トンネルの入口が見えている。
みえるかなー。短いトンネルで畳み掛けてくるので隧道好きは絶対にやられるポイントだ。
途中に隧道番の詰め所の基礎と思われる物を見つけてテンションが上ったりなどする。三畳+トイレくらいかなぁ、この広さ。官舎はもうちょっと広いスペースがあったんでそこだろうと思うが、草が生い茂っててわからんかった。
で、ついに眼鏡橋(第三橋梁)に到着。
ちんたら写真撮りながら歩いてたので四十分くらいかかった。下りは十五分位でくだったが、駅がみえたーと思った瞬間警笛がなって最終トロッコが出ていってしまったのであった…かなしい。
その後、旧熊ノ平駅にも行きました。新線になってからのホームと線路が残ってるんだけど、明治時代のやつとは別に隧道を作っているのでトンネル天国である。
一番古いやつ。
排煙幕用の金具だ!
右側ほどあたらしい。一番左に草に埋もれているやつが初期の。新線のほうもものすごい勾配なのがちょっとみえる。
駐車場に、車のことを餌をくれる四足の動物だと思いこんでいる狐が陣取っていて動いている車に向かってくるので大変に危ない。餌付けはダメ絶対。
その後熊野神社もいったんだが霧アンド日没アンド雨になってしまって撮れず…でも大変に雰囲気のよい神社だった。
次は昼間に行こう。
うーん、しかしウォーキングシューズではやはり足に負担が大きい(デブなせいもある)
軽井沢のアウトレットにアウトドア用品の店がたくさん入ってたので試し履きしたんだが、やっぱりトレッキングシューズ買おうかなあ
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謎のかかとのカラーリング。黒いやつ、ドイツっぽくていいなw