SF創作講座第六回に行ってきたよ〜

興味ない人もいると思うんでたたみますね


今回の講義は講義って感じだったなあ。疲れたけど(集中力がもたない人)。ながく境界の話を書きたいと思ってやってきたんで、俺は今回の話は大変に腑に落ちたのであった(なので講師との評価の差が過去最小)。境界の話はディスコミュニケーションから始まるので必ず関係性があるんだよね。っていうか結局は写真と同じなんだよ(またそれか

作者 タイトル 感想 講師との評価の差
伊藤元晴 火星の原節子 原節子に思い入れがないといまいち面白さが伝わらない気がする。出落ちになってるんでもうひとネタほしい。
甘木零 空まで五分 龍はどこ行っちゃったんだ…龍要素なしでも良かったんじゃないか。青春小説的な感じで
茶里裕治 サイバー・パン・パン・パンク その組み合わせにしちゃったか…www人の関係というよりは集団の対立なので話の作り方としてはちょっと違う気がする。群れと個人は振る舞いが違うからね
遠山軌道 外に出てみると にゃーんよりはわーんの尻尾の方がそれっぽいのではとおもったりなど。まぁそれはそれとして言語のあり方としては面白い。ただテーマと内容があってないような
篠田航平 僕のおじさんヴァンパイア かわいらしい。が、ただのいい小話になっているのでもうひとひねりほしいな
夢想真 アランとアロン AIに人格を移植するところの設定がスコーンと飛んでるのでそのあとにぼうけんが来てもうーんーってなってしまう。そこがちゃんとできてれば面白くなりそうだが、この話の展開でちゃんとするのはだいぶ難しい気も
フジ・ナカハラ 透明な血のつながり 書き方失敗すると大失敗しそうだがうまく行けば大成功しそう
宿禰 私にも頂戴 ミステリー的にすすめていくとなんか面白くなりそう。へんにSFにしないほうがいい気も
灰田頼人 変革 ことばは最近ぽいのだがここからどう独自性を出していくのかがすごく難しい気がするし、実際のところそういう存在ができてもなんとなくうまくやっていけるんちゃうかなと言う気もする。人格とか性格とかあるしな。
菊池和広 鍵穴 -safe of the keys- 舞台装置はかなり特殊なのだが、なにをテーマにしているのかがわからないというかテーマが前衛的すぎるのかな…?いやまあ書ける人ならそれなりに面白くはなるんだろうけど
維嶋津 Hello,Mr/Ms.Hopscotch ノベルゲームみたいな感じなのかなノベルゲーム知らないけど…前衛的すぎてちょっと苦手
甘士河汀 メッセージボトルより 脚本家が映画編集すればよいのでは…と思ったら編集ができないのか。転写(?)されてるならどうとでも電子空間を操作できそうだけどなぁ。イメージはいいんだけど細部が気になる
生田目ケイ そして<島>はいっぱいになった ゲーム内なのに飛行機が高すぎるってどういうことなんだろう。あとそこから話し始まるんちゃうんかい!と思ってしまった
国分寺崖線 右の脳、左のからだ 面白そうだが設定が多くてなかなか飲み込めない。後でちゃんと読む。舞台設定がミュンヘンオリンピックなら良かったかも
谷美里 ラリルレ探偵団 最後そうなんのかよwとちょっとウケた。
諸根いつみ わたし、分裂 着想は面白いんだけど、吉田同名みたいにきっちりやるかプラスのワンアイデアがないと厳しい評価になりそう
小野十郎 夕焼けのグライダー 話の中核の登場が遅いのでつらい。この結末だと最近のありきたりな結論に帰着しそうなんでひとひねりほしいところ
進藤尚典 はじまりの花嫁 大団円でおわらないのがいいね。でも「ふふ、…」てのはやめようぜ、、、
げんなり 犬を飼いたい 物語ではあるのだが、なんだろう…謎が提示されていない?よくわかんないけど実作読みたいかと言われるとうーん。。。って気持ちになる。なんだろうなぁ
野咲タラ 蜘蛛と花火 梗概は前置きで最後のとこから物語が始まるのでは感があるのだが、、、どうなんだろうか。それまででもまぁ物語になってるっちゃなってるんだが最後にそれ出てきたらそれ以降が読みたいだろうという、、、でもいつものに比べると物語らしいしガジェットがよい
安藤タカシ どうやら俺はゲームのキャラだったらしい 題名そのままや…語り方によっては面白くなりそうだが、うまくやれないとつまんなくなりそう。もうひとネタほしいかなあ
揚羽はな サイコロ宇宙論 サムシンググレートの子供が待機児童で地球に、ってのは面白かったが案外数学や物理やってる人は神を信じるのではないかと思うのであった。あとミネはSGの子供なの?違うの?ってのがちょっとわかんなかったな
ヤナギサワカズキ ミチオの噂 ミステリーっぽくて面白い語り口だ。が、これはSSなのでは、、、梗概で完結してしまっている気がする
匿蔵まや 子羊たち 自由を選ぶ物語なのかなと思ったけどどうなんだろうか。あとなんでカルフォルニアなんだろう…ヨセミテの方まで行けば雪は降るけどカリフォルニアってそんなに降らない温暖な場所だよね(一般的な認知かどうかはしらない


実作のほうはぜんぜんよめてまてん。
維嶋さんのやつは途中まで読んでアクションは面白かったんだけど、セリフが時々大変にライトなノベルでどっちに行きたいのかわからないことがある。
谷さんのは講評でも突っ込まれてたけどやはり、「誰が聞いてもふたりで演奏しているようにきこえるのにひとりでやっている」ってのが明らかにされていなかったのが残念だった。ただ、モデルにしてる曲があるのかなという感じもするのでニントモカントモ。あと最初読んだときに登場人物がごっちゃになって大変だった

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