まぁもう帰ってきちゃったんですけどね。機内泊二回を含む七泊六日で行ってまいりました。なんで深夜便ばっかりなんだよぉ~
新国王が猪木に似てるとか幸せの国とか言われるブータンですが、おれがブータンを知ったのはそれよりもっと前で、「春を負う」を書いた以上は少なくとも一回取材に行かなければいけないなぁと思っていたのだった。
- 作者: 斧田小夜
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舞台は架空の星の山岳地帯であり、仏教ベースのアニミズム信仰が色濃い森林限界の村のお話で、ブータンとか日本の農村とか山窩とかチベットとかそのあたりの習俗をかなり参考にしている…んだけど森林限界のことはちょっと想像すぎるなぁってずっと思ってたんだよねぇ~~~~
今回まとまった休みが取れたので行ってきました。
ちなみにブータンは鎖国しているので、旅行はツアー会社に頼まないといけないんだけど、日本からのツアーだと高いので現地のツアー会社を政府観光局のホームページから探した。
www.travel-to-bhutan.jp
ほんとはKeys to Bhutanが写真ツアーに慣れてそうだったので頼みたかったんだが、返事がブータンタイム(=遅い)だったので、対応がはやいドゥルック・サクラ・ツアーズにお願いしました。追加料金払えば日本語ガイドさんもいるみたいなんだけど、語学留学もかねて英語ガイドを頼んだ。別に英語うまくはならなかったが仲良くなれたからまあいいか…
keystobhutan.jp
druksakuratours.com
今回のガイドさんに直接頼めば次はもっと安くで行けるらしい…w
んでは写真だ写真。
ドゥルックエアーとブータンエアラインしかないが、安くて早朝発のブータンエアラインを選ばないという選択肢はないよな。空港ついたら建物がお寺過ぎて笑った。
ターンテーブルのところにはゾンの模型が。
その後ガイドさんと運転手さんと落ち合ってティンプーへ移動。
織物は日本と同じだけど腰で固定して座ってやるやつのほうを実演していた。つづれ織りとか平織りとか。機織り楽しいけど毎日やるのは辛いからなあ~特につづれ織りは大変だわ。
ティンプーは日程の都合という感じだったのであんまりおれに覇気がなく、ガイドさんとも打ち解けていないので当たり障りのない観光地へ。これはメモリアルチョルテン。
出勤する前にマニ者のそばに老人を置いていき、帰りに拾って帰るのがブータンのデイリー老人ホームらしい。
バターランプ。
そして跪坐ではアジアで一番でかい仏像を見に行き…
額には本物のダイアモンドがはめ込んであるらしい。どんだけだよw
そしてお昼。
二日目くらいまではルール通りガイドさんたちとは食事が別だったのだが、途中からまあいいかって感じで一緒に食べるようになった。
お昼くらいから雨がふりはじめたがとりあえず薬草とか医院を見に行ったり(写真禁止)、市場を見に行ったり(予定表になかったはずでは。。。?)
さらに紙漉きを見に行ったり…(予定になかったはずでは。。。?)
そしてホテル!
いいね―いいね―この雰囲気。Wifi弱いしインド人がうるさいけど…
暑かったのでシャワー浴びて身を清めてからタシチョン・ゾンへ(ティンプーの要塞で国王が毎日働きに来るらしい)
キングス・エントランスがあるよってガイドさんが言ってた。王様も九時五時ではたらくんだってさ。健康的~~~
ポプジカへ
ポプジカはティンプーとは違う県にあるので、途中でイミグレーション(?)がある
イミグレーションを無事通り、ドチュラ峠で一服。3000メートルを越えているので坂道を登るとめっちゃ息が切れる。
雲がなければヒマラヤ山脈が見えるらしいが…うーん、残念。
道すがら鹿をみつける。奈良のと違ってでけぇな…。鹿は仏教的には重要な獣だが、ブータンではあんまり見かけないらしくたまたま通りかかったお坊さんとかも車を止めて見学していた。なんだなんだw
その後峠を下っていくと、落石で事故ってる車があったりして……鹿と遭遇したおかげで避けられたのかな…
プナカは横目に通り過ぎ、はるばる山道を走ってポプジカへ…の前にお昼。
ここフリーWifiもあるしいいとこだった。ごはんもおいしかった。
常に似たようなご飯が出るのであんまりとってないが、宗教上ベジタリアンが非常に多い国なので野菜料理は野菜だけ、肉料理は肉だけとなっていてベジタリアンと一緒に食卓を囲むことができる。なるほどな~信仰ってこういうものなんだなあと思った。ちなみに唐辛子はスパイスなのでどっちにも入ってます。あとじゃがいもは肉。
ポプジカのハイキングの前にガンテ・ゴンパへ。17世紀のお寺で宿坊がある。
お坊さんは全体的にムッチリしている。というかブータン人めちゃくちゃ米食うので、全体的にみんなむっちりしている。
抽象画みたいになっちまいやがって…
さてさて、その後はお待ちかねのポプジカハイキング!なのだが、長くなるのでエントリ分けます