2010-02-04から1日間の記事一覧

頭がほけーっとなってる

Amazonの書評にはたまに本気の人がいるから困る

そのクソ現実に、いまだに奇跡のようにあたたかさが宿っている。現実を知らない人たちが灯す明かりを頼りに、なんとかぼくらは生きている。だから主人公はもっと救われなくてよかったし、ぼくらはもっともっと困惑してよかった。迷い続けるよりは、偽りの光…

昔の文章を推敲

母親は私を捨ててやるとよく言った。母親は私を不幸にできることを信じて疑わなかった。子供のころは確かにそうだった。しかし、いつまでも私は子供ではないのだ。私はいずれ母親を捨てるだろう。徐々に不自然でないくらいゆっくりと捨てるだろう。性急にな…