2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

大丈夫だった。僕は。

物もらいすぎ。 さよなら、ほんとうにさようなら。

ぐしゃぐしゃに丸めた紙のように時々人生を捨ててしまいたくなる でも思い直してまたそのしわをひとつひとつ伸ばすんだ あなたはわたしのいきかたをしらない 私が美しいと思うものを知らない 人はみな違い、勝ち負けでは判断できないことを知らない ただ 手…

おくすりなしでねられたらいいんだけど

今日は眠れるかな。

眠りたいんだ。でも眠れないんだ。

こんな天気のいい日は地下街にいるんじゃもったいない。

起き上がれない日も、雲に閉ざされた空も 永遠に続くわけではない

冷たすぎる雨に打たれて。

回復までの長い道のり。 でも時々は振り返る。そこに道があることを確かめたいからかもしれない。

調子が悪い。 眠れずに闇の中でごろごろと何度も寝がえりを打つ。ここのところ寝つきが浅く、眠りも浅いせいで毎日頭が痛い。まだ動けないほどではないけれど、いろいろなことがめんどくさい。調子が悪いのだ。そういう日もある。 僕は憎しみをはきだしたく…

鴨川の抱く夕暮れ

みてみて!これすっげーおもしろくね?といいながら布団を蹴飛ばす僕に彼女は呆れたように笑って、君は本当にかわいいなぁ、そういう良さが分かってくれるひとが現れるといいね、と言った。その頃失恋したばかりだった僕は少し笑って、その言葉に何も返さな…

風と電線を追いかけてどこまでも走る

ああ、僕は書きたい。

送り出す時くらい潔く送り出して欲しい。ずるずると引き止め続けられることが僕にためにならないことも苦痛を伴なうということも彼は想像したりはしないのだろう。何を過剰に期待しているのかは知らないが、僕は単なる新人に毛が生えただけの二年目であるこ…

先が見えない。

わかるという感覚。

予感はあった。漏れ聞こえる会話の中に僕の名前が聞こえた気がしていたから、いつも耳を欹てて注意を払っていた。変わっていく仕事の内容と、今までなら振られたはずの雑用が他の人に回され、抜けていく人がいてでも新しく入ってくる仕事がいくつもあるのを…

くらっとする。

ねむい。。。

おっさんたちがぼてぼて野球してるの横目で見ながらパンを食べる

本当は傷ついてなんかない

ひょっとして疲れてる?と彼はいう。僕は食欲ないんですと答える。夏バテしたみたいで、なんか忙しかったし。 うそ、と高校生のように彼は言った。もう三十もとっくに過ぎているくせに彼は高校生のような喋り方をする。僕はどんよりとした目でかれを見上げる…

風を切って走りたい

前になんかの機会でナポリタン食べた時に「あれ?うまい??」と思ったからナポリタン作ってみたけど、 これじゃねーーーー!!!!! なんだったんだろうあれ…

ぼんやりと中吊り広告を仰いでいるうちに、電車は最寄り駅に着く。暗く沈んだまちのなかにあかい光がぽつぽつとうきあがっている。黒々とそびえたつクレーンや、新しいランドマークタワー、あるいは焼却処理場の煙突、飛行機、送電線を支える鉄塔。闇をひっ…

褒められたりなどしたけれどまだまだこれからですよ。

白く濁った夜空にサーチライトが一筋のひかりを投げかけている。ただのパチンコ屋の宣伝でしかないはずのそのサーチライトはしかし、空をくっきりと分かち、何か明確な意思を持って誰かを導こうとしているようで僕は好きだ。その下を走り抜ける電車が明かり…

手を伸ばしかけたところで記憶がよみがえる。対面した相手のさらに後ろで記憶のあなたが手を振る。僕はぎょっとして立ち止まり、それから立ち尽くす。あの記憶のかけらは散り散りに砕け散ってしまったからどこに残っているのか、未だに僕は予期できない。割…

昨日に引き続き一分でできるちょっとしたおかずシリーズ(シリーズだったのか昨日の残り物のシーチキン+玉ねぎのみじん切りをきゅうりで挟んだだけ。 純度の高いごま油+米酢+ブラックペッパー+は・か・た・の・しお!がドレッシングでございます。はーつ…

空が少しずつ遠くなる。 その青さが深くなる。