なんだか不思議な感じがする。どこにいてもいつもの場所のような。
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押し込め押し込め。
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どこに行っても生きていける人とそうではない人がいるのだと思う。
海外で自国のものを食べ、自分の舌に合わなかった時にどうするか。その国の美味しいものを探すか、それとも、自国の美味しいものを探し求めるか。日本人と中国人はその点がよく似ていて、どこまでも自国の美味しいものを探し求める傾向がある。やはり食に対する自負なのだろうか。しかしそれが異文化への順応を遅らせているように思う。
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もう少し、見えないものを感じてよと風が言う。
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慣れるのはよいことかもしれない。でも少し、寂しい。
Tu n’as pas sommeil/あんたは眠りたくないんだ
Le froid, la soif, la dalle, t’as tout/寒くて喉が渇いて、そのうえ腹も減ってるのに
Mais tu n’as pas sommeil/それでも眠りたくないんだ
Ta mere, ta femme, ta fille, t’as nous/母親も妻も娘もいるし、なんなら俺達だっているのに
Mais tu n’as pas sommeil/それでも眠りたくないっていうんだ
Ton toit, ton taf, ta caisse, tes sous/家もあって仕事もあって、車もお金まで持ってるのに
Mais tu n’as pas sommeil/それでもなぜか満足できないんだStromae - sommeil
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突然の雨とその街角。
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静寂を恐れる人々の中で沈黙を保っている。
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土日になるまでなにもできないという閉塞感があるのに、土曜日に約束を入れてしまうとまた次の一週間を息を止めて過ごさねばならないような気持ちになってしまう。自由になりたい。休みがほしい。お金もほしい。
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寂しい気持ちは、永遠に消えない。
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削ぎ落とした言葉だけでいい。
感情の発露をためらわない。