2010-04-08 ■ 弱っている ぐずぐずとうずくまっている 力が入らない それでも、こんなんでもだいぶ元気になった 元気になったとわかっているでも わかっているから余計にそうでなかった頃が思い出される あの漫然とした世界も色のない空間も すべてが散らかり筋の通ったことが何もない時間も ぼんやりとすぎていく空白の時間も すべて 忘れたわけではない たまに指先によみがえるたびに怖くなる 掬いあげて今すぐ なぜあなたは笑うの?笑いをこらえているの?薄く薄くその唇の端に