どこで間違ったかというと

間違ったというと何か語弊があるが。
合わない環境、というのはやっぱりあるのだと思う。身の丈というか。上へ上へ進むことが必ずしも幸せではないし、かといってぬるま湯に居続けることが幸せだとも限らないことを僕は知っている。理解できない何かというのは必ずあって、理解できないということにあるいは理解されないということに非常にストレスを感じるタイプである以上はそういう環境に居続けることはストレスになるのだ。あの環境にいたことが、僕の糧になるのだろうか。僕を救うのだろうか。僕は笑えるだろうか。時々分からなくなる。でも、あの分岐点に立った時、僕は多分何も考えずに選択をしただろう。ずっと僕がそうしてきたように、分岐点に立つときにはもう心はきまっているのだ。その心が決まるまでは一本道で選択しようがない。