今年よんだマンガ

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俺はもともとそんな漫画読みじゃないのだが、Kindleを知ってしまってからタガが緩み始め、今年防衛ラインが崩壊した。やばい。来年もガンガン行くぜ。
特に気に入ったやつだけ書いていく。

フランスはとにっき

フランスに行った系のルポ漫画(?)はなぜか多いのだが、はとにっきのギャグセンスは秀逸、というかだいたい二コマで落ちるのでテンポがめちゃくちゃ良い。

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こんなん笑うに決まっとるやろ
ひどい場合(良い意味で)一コマで落ちることも。マジ天才ですわこの人。

映像研には手を出すな!

出てくるやつみんな天才な映像研。細かな会話の内容も面白いのだが、水崎ツバメ氏が実は一番変人なんじゃないかと思ったりするのであった。なんだよ屋上に部屋作ってもらったって…。天才しかでてこないので創作の楽しさだけが詰め込まれており、流れに身を委ねればひたすら楽しい。それが映像研には手を出すなである。

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身体性の高い一枚絵も魅力

或るアホウの一生

或るアホウの一生 1 (ビッグコミックス)

或るアホウの一生 1 (ビッグコミックス)

将棋マンガとしては3月のライオンのほうが有名だが、こっちのアホウは奨励会からはじまる周りの人があまりでてこないマンガである。高校生デビューでそこそこすごいはずなのにあまり凄さを感じないし、たぶん家族の話が今後絡んでくるのではないかと踏んでいるが、それよりも読んでいるとすごくヒリヒリする、すごく癖になる。なんか色々むき出しになってて身をすりおろされているような感覚になることも。読んだあとはしばらく立ち直れない。

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将棋といえば鬼畜眼鏡だが、こちらは本作最強の鬼畜メガネである

氷上のクラウン

氷上のクラウン(1) (アフタヌーンコミックス)

氷上のクラウン(1) (アフタヌーンコミックス)

これから色々続いていくのかと思ったところで打ち切りっぽい終わり方をしたのでとても残念だ。あれ? そういえばこれも天才しかでてこないマンガだな…僅かな適性の違いとかバランスとか精神状態とか、そういうのの先にある世界なので、読んでいるととても苦しいし辛い。あーもっとこの先を読みたかったなぁ…打ち切りっぽいといっても中途半端にまとめた感じではなく、きれいに終わらせてあるのだが、伊吹ちゃんの覚醒も見たかった。
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アニメタ!

氷上のクラウンと同様打ち切りの危機にひんしていたらしいが生き残ったやつである。天才だけどやりたい方向には才能がない主人公と周りの人々が、それぞれの努力を認められていく話であるが、努力は才能の前にひれふすしかないという身も蓋もなく現実的な話である。でもねぇ、やっぱり努力は嘘をつかないから。それが認められるかどうかはまた別なんだけど、自分とのたたかいには努力がなければ勝てないから。

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幸村が少しずつ前に進むのである

Artiste

Artiste 1巻 (バンチコミックス)

Artiste 1巻 (バンチコミックス)

今度は料理漫画だがやはり天才が出てくる(そればっかやん
しかしこの天才、コミュ障である。
ジルベールかわいそう劇場とか書かれちゃうレベルのコミュ障である。フランス人なのに!
2とか連載中のは幼馴染にビズしてたり普通に話してたりするのでやっぱフランス人なのねと思うが…あと子供時代に「これはタラ〜」って言ってるジル可愛すぎ。あ、話がそれ過ぎた。

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そう。こういう見どころがいっぱいあって尽きない。ほんといいので早く三巻もでてほしい。ディミトリ尊い

中村くんの金パは柔らかい

見た目がごっついので勘違いされているが手芸・お料理男子の中村くんと、美人・頭いいけど芸術関係のセンスが壊滅的なヒロインの恋物語である。たまたま試し読み読んで中村くんが日常に困るレベルのコミュ障だったので好きになってしまった完全にあかんやつや。ちょびちょびと楽しい。

僕はまだ野球を知らない

ちょっとうまく行きすぎじゃないと思ったり、絵に???となることもあるが、新監督のストーカーっぷりや嬉しくて挙動がおかしくなるところ、嫌いじゃない。多少障害はあるのでかろうじて現実にまだ足をおいているなという感じはする。分析とか大好物なので俺はきらいじゃないよ。

サトコとナダ

サトコとナダ(1) (星海社コミックス)

サトコとナダ(1) (星海社コミックス)

割と珍しい中東女子の生態に迫るマンガである。ちゃんと監修をイスラムの女性がやってるので普通に勉強になる。