Lomography X Tungsten64を現像してみたよ!(他2種類ネガポジ兼用フィルムについて)

X Tungsten64というのはLomographyが出しているネガポジ兼用フィルムのこと。
http://shop.lomography.com/gb/lomography-x-tungsten-64-35mm-3-pack
日本では未販売?Lomoの公式ページには載っておりません。見かけたことはあった気がするんだが…

手に入れたのは北京である。うっかりLomographyのお店を見つけてしまい、うっかり平日に訪問してしまい、うっかりみつけたX Tungsten64をこれまたうっかり買ってしまい、しかもうっかり一本使用してしまった。とりあえずせっかくだしネガ現像してもらった。めったに手に入れられないフィルム、残りは二本。次はポジで現像してもらうとして…しかし気合入れて撮りたいな。

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LomographyのXシリーズつうのはいわゆるネガポジ兼用フィルムのことで、二本ではX-Pro Slide 200を売っているのはよく見かける。今回の中国行きでも持っていったのだが、またうっかりポジで現像に出してしまった。いやネガって言った気はするんだが。。。
http://www.lomography.jp/magazine/reviews/2013/11/16/lomography-x-pro-slide-200-120-a-film-of-two-colors-jp

もう一個DIGIBASE CN200という兼用フィルムも手に入れていて、北京に持っていってたのだが、今回はネガ現像をしていただいた。次回はぜひポジでお願いしよう。

以下作例。すべてPentax SP2+SMC55mm f1.8 or Fisheye-SuperTakumar17mm f3.5を使用しています。

X Tungsten

ネガが緑!つまり写真は赤いはず…と言う期待を裏切らない仕上がり。
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粒子が荒いのは仕方がないが、しかし赤いなーVelviaの比ではない。しかしかと言って青が出ないかというとこれまた出る。緑は黄色っぽくなります。
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青が出ない時もある。一秒ごとに予測不可能だなこいつ。

ISO64なのでくらいところは辛いかとおもいきや、意外に撮れるもよう。もちろんオレンジだが
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張り付いたような不思議な描写になる。

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レンズのおかげの部分もあるが、色に気をつければ落ち着いた漢字にもなる。不思議だなー。

X-Pro Slide200

以前U+Sigma28mmでとった時はとにかく緑、そしてトーンが淡い印象だったが、カメラと撮った場所が変わるとこうまで変わる。でもやっぱりポジで現像すると淡いですね。

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多少加工はしてあるが、やはり赤と緑が強調される。

DIGIBASE CN200

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おおー普通!
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フィルム特有の赤みが抑えられている気はする。少なくともPro400H並には

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あと画質が非常に滑らかですね。やっぱりLomoは…w

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これだけ滑らかだと質感も綺麗に再現するんだなぁ。しかしすごい椅子だ
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というわけで撮り比べでした。普通にきれいな画を撮るならDIGIBASE、予測不可能を楽しむならTungsten、Slideはネガで現像したことないからわからないけどたぶん一転青が強めになるかと思われるが、たぶん淡いのはそのままだろう。ガキガキもしくはノスタルジックトーンが好きだとTungstenのほうが好みかもしれない。