春だし新生活も始まるしお弁当を作るぞと思っている方がいるかどうかわかりませんがとりあえず。一年続けたし。
さて、まず3つリストアップしてみますね。
- なんのためにお弁当を作るのか、目的意識を持とう
- 気にいった道具を使おう
- 保存食品と電子レンジを有効活用しよう
- 作れないときは無理をしない!
1.なんのためにお弁当を作るのか、目的意識を持とう
これ重要。
なんのために、というのは案外難しいもので、ぱっと思いつくのは抽象的なものになりやすいですが、最後まで噛み砕いて最もローレベルなところでの「〜のために」ってのを見つけましょう。具体的な目標もしくは目的があるのは、続けるのはもちろん、やめる時も自分で納得してやめられるのですっぱりとやめられます。
たとえば、よくある「食費を安くするために」ってのはまぁいいんですけどそれだけだと続かないのですよね。特に新社会人はそのうちお金がたまってくるので、時間がたてばたつほどまぁいいか…に流れがち。ここはもっとかみ砕いて、何のために食費を安くする必要があるのか、と言うところまで突っ込んでみると続ける理由もやめる理由もはっきりすると思います。たとえば「○万円貯金をするまでは食費を3万以下にする。そのために昼は弁当夜は自炊で」とかね。あるいは「-○kgになるまで昼は弁当にする」とか。
僕の理由ですか?僕が弁当をつくってる理由は、
「弁当箱を使いたいから」
以上です。理由が馬鹿らしいのはいいんだけど漠然としていない方がよいと思います。
2.気にいった道具を使おう
これ重要。とても重要。(大事なことなので2回言いました
調理器具はもちろん弁当箱や箸、あるいは弁当を包む弁当袋でも何でもいいですが、少なくとも一つは非常に気に入ったものを使った方がよいです。気に入らないものや思い入れのないものは、よっぽど切羽詰まった動機がない限り使わなくなります。使いにくいものに至っては、それを使うのが面倒だからそもそも料理を作らなくなるという本末転倒な結果にもなります。
特に包丁は持ちやすいものを選び、よく切れるものを使い、かつメンテナンスを日常的に行うようにしましょう。
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僕の場合、かっこいい弁当箱にきれいにつめてもって行きたいという動機がそもそもなので、弁当箱、箸、箸袋、弁当包みと非常にこだわりを持って数種類所有しています。これそろえるのに結構お金がかかってるので意地でも数年は続けようと思っているうちに、だんだんルーチンワークとなって作るのが苦でなくなり始めてきたので、もう2種類くらい弁当箱を投入して続けていきたいと思います。
3.保存食品と電子レンジを有効活用しよう
冷凍庫と電子レンジは(特に一人暮らしでは)必須なのでぜひ買いましょう。
まず保存食品からです。保存食品と一口に言っても冷凍から漬物までいろいろあります。簡単なのは冷凍。休みの日などに作り置きする必要があるのが漬物や常備菜です。
- ご飯は冷凍保存する
- 肉は塩コショウで下ごしらえしたのち冷凍保存する
- 生野菜はしなびる前に塩もみして、水につける
- 塩もみしない生野菜はしなびる前に塩水につけて瓶などに保存する
- 好きな人はみそ漬けやピクルス、なますなど作っておくと楽
- トマトは塩を振りかけたのち、油で漬けておくと結構日持ちする
- 餃子とかハンバーグとかも残った分は冷凍しておけば後でお弁当用に使いまわせる(少量残ったひき肉を味付けして丸めておいて冷凍->後日解凍してハンバーグへと言うこともできる)
塩水に漬けておくだけで鮮度を保てる期間が数日伸びます。僕は冷凍ご飯はあまり好きじゃないんだけど、便利っちゃ便利ですね。肉類は冷凍保存しなくても保存食品として加工後、一週間くらい持たせることはできるんだけど、ぼくは冷凍した方が安心な気がするので冷凍します。においがするしね。
次、電子レンジ。
- 冷凍した肉は電子レンジでチンして解凍&火を通す
- 青菜などの下拵えは電子レンジで
もうこれだけのためでも電子レンジは本当に便利。あとご飯を解凍するのにも使えます。
特に肉類は電子レンジで火を通すと余計な油が出てかつやわらかく仕上がるのでおいしいです。おススメ。
保存食で参考になった本は以下。
15分でストックおかず―1週間いつでもおいしいラクラクレシピ132 (マイライフシリーズ特集版)
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味の好みもあるので一度つくってみて自分の好みに多少調味料の配分を調整した方がよいと思います。僕はこの本はちょうどよかったかな。
4.無理をしない
もう何事もそうだと思いますが、これが一番大事です。本当に大事です。ちょう重要です。(だいじなことなので(ry
作れないときは無理せずにコンビニ弁当でもパンを買うでもする。
おかずは何品以上いれるとか、バランスよく、とか考えない。
最悪ご飯だけ持って行っておかずは買うのでもかまわない。
もちろん冷凍食品も推奨(僕はあまり使わないですが)。
何品も毎日作れないと思うのなら弁当箱自体を小さくする(足りない分は買うとか)。
とにかく無理をしない。無理をすると途端にやる気がなくなります。週1でもいい。月曜だけとかでもいい。朝起きれないなら夜に作るのでもいい。自分が続けられる方法で、かつ無理をしない。作った時は自分でおれってすごいと自画自賛していい。長く続けていけば手の抜き方もわかるし、そもそも効率よく作れるようになるので手間がかからなくなるけど、最初はとにかく手間がかかるので無理をしないことをまず念頭に置くのがよいと思います。
1であげた目的意識から出てくる目標は最初の1ヶ月あるいは1週間では達成できないと思いますが、無理してないしできる時だけやったしな、などと自分で言い訳しながら、達成できる日を目指しましょう。達成できなかった自分を責めてはいけない。無理をした自分をほめてはいけない。
+α
ぷらすあるふぁでなに付け加えようかなーと考えたんですが、僕の使ってる弁当箱とその弁当箱を使うときの理由とか書いていこうかなー。
ひとつめ。2段重ね持ち手つきステンレス製。
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下の段にバターロール入れて上の段サラダだけみたいなこともしたりするけど。
ふたつめ。つづら。
これは竹かごので、水分があるものは入れにくいうえに結構容量があるので、サンドイッチやおにぎりとおかずちょっととかで使うことが多いかな。使用頻度は高くないけど、入れるとなんかそれなりにさまになるので愛用はしている。深めなので、小さなココット皿や小さなジャムの瓶などがそのまま入れられるということもあって、本当に忙しい時はあさばたばたっと冷蔵庫の中の作り置きを瓶に詰めたりお皿に入れたりしたあと、この中に放り込んで持って行ったりする。個人的に最も小さな労力で最大の効果(盛り付け的な意味で)を得られるので好きですね。使い方わかるまで苦労したけど。
みっつめ。わっぱ。
これが一番使用頻度が多い。
僕は昼にたくさん食べると後でおなかが痛くなったり眠くなったりするタイプなので、容量は少なければ少ないほどありがたいんだけど、世の中の弁当箱って基本でかいのが多い…こいつも本当は2段重ねなんだけど、一段のみで使ってちょうどいいくらい(かちょっと少ない)*1。これくらい小さいとおかず三品か二品でさまになるので、盛り付けが楽。考えるのも楽だし。
僕が盛りつけで参考にしている本は以下。
サルビア給食室のおいしいおべんとう手帖 (主婦と生活生活シリーズ)
- 作者: ワタナベマキ
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*1:少なめの方がおなかがすくので残業をあまりしなくなることに最近気づいた