今回の旅の目的は高地。なのでポプジカ・チェレラ峠・タクツァン寺院がメイン、さらにチェレラとタクツァンは最終日二日の目玉なのである!
後半戦が重い。
まぁともあれまたドチュラ峠を越えてティンプーを経由し、とにかくパロへ戻る。ドチュラ峠を越える時は大変涼しくてよいが、降りるとやはり暑いね。
おトイレがないのでドチュラ峠で一旦トイレ休憩。やはりガスがかかっていてヒマラヤは見えない…うーん雨季とはいえ運がなさすぎる…
パロで雨具を買い、お昼をピックアップ。市内はまあアジアですねって感じ。ティンプーのほうがきれいかな。
雨が来そうなので峠に向かう途中でピクニック。ブータン人はゴミをリサイクルするとかきれいにするとかいう概念がなく、穴に何でもボコボコ放り込むのでハエがひどい(そして気にしていない)。おれはきにするので虫除けシートでふきふきする。
なんかこれくらいから運転手のガワン君が紅茶入れてくれたり妙にまめまめしくなる。車の中で寝てばっかりだったから怒られたのかな…
いーぬぅ!いいところにいるなぁ!
着くとガス…うーん、霊界につながってそうだ。なおブルーポピーがあんまりないからあっちに行ったほうがいいよって別のガイドからすすめられ、険しい道を選択することに…別にブルーポピーはわりとどうでもいいんだけどまぁいいか……
僕は日本でたったひとりのチベット医になった ヒマラヤの薬草が教えてくれたこと
- 作者:小川 康
- 発売日: 2011/10/20
- メディア: 単行本
雨を気にしつつ出発。いつもはついてこない運転手がなぜか先導する。
ちっちゃめのワンコが二匹、ずっとついてきた。ニホンオオカミってこんな感じだったんちゃうかな。
ちょっと調べたけどブータンは山で隔絶されてるから犬も原種に近いらしい。たしかに柴犬みたいなカラーリングのやつが結構いたわ…(シベリアンハスキーもいたけども…
かなり強く雨が降ったりやんだり…と思ってちょっと振り返ると峠が見えたり…うーんほんと運がないな。6月ならもうちょっと晴れてたかも。
ガイドさんも運転手も足が早くてずんずん行ってしまうので困る。そして相当本格的なトレッキングで、え???これ登山の用品必要だよね???となった。
ガワン君、この表情からの…
これである(画像をクレクレとねだられたのであげたら、翌日からさらにまめまめしくなってステッキ貸してくれたりした。なんなのこのおばさんみたいな態度だったくせに単純だなw
ガイドさんいわく「トイレットペーパーに印刷してやりたい」
おれ「毎日見たくない」
中央付近に人工物が見える。
少し見下ろすと森林限界である。すごい…
さすがに寒いのとカメラ壊れたらいやなので引き返すことに。ドマ(ビンロウの木の実をなんかよくわかんないペーストを塗った胡椒の葉で包んで噛む。身体があたたまるということだが、かえって調べたら覚醒作用があるってあるんだけど。。。)いる?って言われたのでちょっと試してみたが二回噛んで断念した。不味すぎやろあれ…
雨が相当強くなってきたのでガワン君のふところにカメラを保護してもらい下山。
身体が冷えたので、えーかげんな日本語をしゃべるおっちゃんのお店で紅茶をもらい、車の中でお着替え。そのあとガイドさんとメイクの話できゃっきゃしてたら運転手に早く着替えたいんだけどまだ終わんないの?みたいなことを言われた(ゾンカなのでわからない
その後なぜかガイドさんがビール工場行こうとかいうので行った。
結構色んな種類がある。軽め。IPAもあった。
撮って撮っていうけどこの日はあんまりうまく撮れなかった。
ウィートビール(要はビール)とライスビールとめちゃくちゃ辛いポテトチップス。おれはさらにもう一杯、ミルクスタウト。ほんのり甘くて美味しい。
しかしほんと辛いもん好きだなきみたちは…ガイドさんから旦那の愚痴をきいたり、ブータンの恋愛事情を聞かされたり、恋人の大切さを説かれたりする(ただし結婚はどうでもいいんじゃねみたいなかんじで斬新~~~って思った(ブータンは男女が合体した状態の仏像(?)があったりして性には割りと開放的みたい。男女のリレーションシップでゴッドのパワーが手に入るらしい(パワーワードが続出しすぎてくらくらするw
運転手はのめないので不貞腐れて車で寝てたみたい。
このあと顔の毛をなぜか抜かれたり、日本語の勉強してるガイドさんの友達のレストランに夕食食べに行ったりしてホテル…なんだけどこのホテルがすごーくいいのよ!次で書きます。