うつくしいものには会いに行かなければならない。
転職という人生において比較的大きな決断をした夜、僕はホテルを探してさまよっていた。休暇中に浄化されなくてはならない。そのためにうつくしいものが必要だ。
単純なロジックである(正気かどうかは置いといて)。
瀬戸内のリトリート青凪にするか、またNIPPONIAにお世話になるか、それとも東京ステーションホテルで贅沢するか……と思いながら徘徊していた時に見つけたのが、MEMU EARTH HOTEL。
なんだ、この緑の中の白いおうちは!
というわけで泊まることにした。(どういうわけだ
あ、いつもの忘れてましたね。もう帰ってきちゃったんだけどね!!
十勝平野の広尾郡芽武という場所にあるMEMU EARTH HOTEL。白いおうちはアイヌのチセをモチーフにした隈研吾建築であり、その他にも実験住宅がいくつか建っている。俺の好みは白いおうちと直線のおうち。今回は直線のおうちの方に泊まってみることに。
ていうか。。。。。。うつくしくない~~~~????
外見やば。ハーバード大の学生が設計したらしいけど、とにかく直線の使い方がうつくしい。これをうつくしい以外なんとよべるのか?
意外と中は機能的なんだけども。
ほんとは夜も撮りたかったんだけど豪雨で断念。ちくしょう!次だ次!
外玄関と内玄関があるのはさすが北海道。台所から玄関側をみたところ。
今回は50mmしか持っていかなかったんでううまく撮れてませんが、床の高いところと低いところがあって、高い方に薪ストーブと座卓がある。胡座かいてゴロゴロできるし快適。ベッドは二階。フィルムのほうで撮影下からそのうち出来上がってくると思います
回遊型住宅ってやつですね。外みてたらタンチョウがとんできたりしてた(暗くて撮れなかったけど)
高級ホテルなので食事もなんかすごかった。
フロント兼レストラン。薪をめちゃくちゃ使うので白樺が干されている。他でも薪が並べられているのをよく見たなあ。やはり本当に寒い時は火の力が必要なのか。
地域の食材を使っているとのこと。これは2年熟成ポテト。甘くて美味しかった。
給仕というかいろいろお世話してくれたおにいさんが山男らしく、エピソードが完全にアシリパさんである。
ホテルメインで初めての十勝帯広探訪しましたが、ほかもよかった。
六花亭所有の内札内美術村が予想以上によい。
フィンランドと同じくこの時期紅葉が全開。
イギリス味あふれる庭園はよく手入れされててよい。冬の直前なので花とかはほとんど枯れてたけど…
ワイン城は微妙だったな。資料でアイスワインがほしかったので行ったけど。
あとは上士幌。秋の終わりにはダム湖の底に沈むはずのタウシュベツ川橋梁がまだ見えているとのことで大雪山系のほうへも足を伸ばした。
上士幌はびっくりするくらいきれい。トムラウシくらいしか知らないけど、さすが神さまの遊ぶ場所っていわれるだけある…
ダム湖も絶景!
時間がちょっと余ったのでソフトクリーム食べてなかったな~とおもってナイタイ高原へ。
やば~カリフォルニアとかイギリスとか思い出すわ。
レトロフューチャーみあるナイタイテラス。十勝地震のあとに建て替えられたみたい。ソフトクリームも美味しかった。
ワイン城以外は大当たりの旅立った。また行ったろ!今度は旭川とか知床とかもいきたいな!